炭水化物ダイエットや野菜嫌いなど『偏食』するとどれほど体に悪いの?


偏食(へんしょく)とは、必要とする栄養素に偏りがある食事の状態である

一般的には好き嫌いとも呼ばれる。

5大栄養素

栄養素は、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルの5つに分類されます。

また第六の栄養素として「食物繊維」や「水」を加える考え方もあります。

たんぱく質

私たちのからだは筋肉や骨、皮ふやかみの毛や爪、脳、内臓、血液などからつくられているね。その全ての部分の材料となっているのが“たんぱく質”なんだ。

肉や魚、牛乳・乳製品、卵などに含まれている動物性たんぱく質と、
大豆・大豆製品や穀類(こくるい)などに含まれている植物性たんぱく質の2種類があるのよ。

脂質

私たちのからだの中でもえて、からだを動かすエネルギーのもととなる栄養素。それが“脂質”。

肉、魚、牛乳・乳製品、植物油、卵、バター、マヨネーズ

ビタミン

炭水化物・脂質・タンパク質が体内でスムーズに働くようサポート

ミネラル

ミネラルはからだの中でつくることができないので、食事から摂取しなければなりません。からだをつくる材料になったり、からだの調子をととのえる役割があります。

からだに必要なミネラルは16種類ありますが、中でも成長や発育の過程で大切なものとして、骨や歯をつくるカルシウム、血液に含まれからだ中に酸素を送る鉄などがあります。

炭水化物

からだを動かすため、また脳にとっては唯一の栄養素。それが“炭水化物”。人間は1日に必要なエネルギー量の約50~70%をこの炭水化物(1gあたり4kcal)からとり入れています。

偏食の影響

偏食により特定の栄養が不足すると、体重減少や体力減退をはじめとしたさまざまな影響を及ぼします